飲み込み力が人を変える

母ののどトレ

こんにちは。
一般社団法人嚥下トレーニング協会
嚥下トレーニング講師
辰巳 早織です。

「むせる」
「のどに何か引っかかったような感じ」
「病院に行っても特に異常なし」

そういった方
もう年だからといって
諦めたりしていませんか?
年齢のせいにしていませんか?

年齢のせいなんかではありませんよ。

それらの
のどの症状、
のどの筋肉の低下からきているんです。

「むせる」をコントロールできる生活

私の母、
現在70才。


のどのトレーニング開始よりすでに1年経過。
今でも毎日、
時間ができると自分で
「ごっくん」
と言いながらのどのトレーニングを継続中。

以前のように
「むせる」
「のどの違和感」
「のどに何か引っかかった感じ」
からはほぼ解放され、
症状があっても
「ごっくん」と言いながら
自分でのどの症状をコントロール
しています。



「むせる」
「のどの違和感」
があることで
生活に支障をきたし、
友達と話をすることに気をつかい、
「むせて咳をする」と
周りの人に迷惑をかけるからと電車に乗ることを
ためらっていた母ですが
うそのような変わりようです。

今では
顔を合わすと
「ごっくん」
のどの筋肉を見せてくれる
なかなかチャーミングな母へと変わっていきました。

首のたるみもなくなった

そんなチャーミングな母ですが
日々「ごっくん」
することによって
思わぬ副産物を
手にいれていました。


それが
「首のたるみ」
だったんです。

「ごっくん」を毎日、
気が付いたらするようにしているとの事で
つい先日も
「ごっくんするようになって、
 首の周り、特にのどの周りの筋肉を

 自分で触れることができる。」
というのです。

実際に母の首を見せてもらうと、
以前に比べ
のど周辺の皮膚に張りがあり、
1年前はシワシワの首でしたが
それが今では
皮膚もピンとし、
確かに母の言うように
のど周りの筋肉の発達が
目で見ても分かります。

いつでも会えば「ごっくん」

やはり
「継続は力なり」ですね。

以前までは
自分の姿を「鏡で見るのが嫌」
だと言っていた母ですが
今では
自分の力でつけた、
のどの筋肉を鏡で見て
にっこり。
のどの筋肉によく触れている姿を
目にするようになりました。


そして、
椅子に座り水を飲みながら
私に向かって
「ごっくん」
をして見せてくれます。
母親自身も
「ごっくん」することで
自信をつけ、
お友達や道行く人ののど元が気になり、
見てしまうらしいです。

そして、カフェなんかでお茶している時、
お隣の方が
「むせる」
を話題にしたお話をされていると
声かけたくなるんですって。

「むせない」生活
を手に入れ、
本来のチャーミングさを取り戻した母。


ほんの小さな一歩と継続で
手に入れることができる未来。


のどの筋トレはのどの不快感をとるだけでなく
気持ちまでも明るく
前向きにさせてくれました。

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