歯の健康は飲み込み力の源!

のどの筋力低下の前触れ

こんにちは。
一般社団法人嚥下トレーニング協会
嚥下トレーニング講師
辰巳 早織です。

今日は歯磨きについて触れてみたいと思います。

歯磨きの大切さ

小さな頃から食べては
「歯磨きしなさい。」
よく言われませんでしたか?

「歯磨き」

一見、
「飲み込むこと」
関係のないこと
のように感じるかもしれませんが
歯の健康は飲み込み力を保つ
ために必要なアイテム。

歯が健康であること


これはしっかりと食べ物をかみ砕き、飲み込みやすくするという
・咀嚼(モグモグ)

・嚥下(ゴックン)
という役割の中でとても重要な役目を果たしています。


飲み込む力を支える土台作り

飲み込む力を鍛えるためには
まず、
土台作りが必要です。


そのためには
歯科での定期的なメンテナンス
がお勧め。


ある統計によると
50代、
定期的に歯のメンテナンスを受けている方は77%
大多数の人が2.3か月に1回、
もしくは
半年に1回の頻度で通院されています、
定期的なメンテナンス
虫歯ができにくくなる
だけでなく、
歯周病なども改善
することができますね。

これで
飲み込み力を鍛える土台作り
ができました。

歯磨きで誤嚥性肺炎にならない??

職業柄、
私はたくさんの方に
健康相談を受ける機会が多いです。
そして、
最近は
こういったことを聞かれました。



口の中を綺麗にしていれば

誤嚥性肺炎にはならないのよね。」


と・・・


答えは
no
です。

歯磨きをして、
歯のメンテナンスに通っていれば
誤嚥性肺炎にならない
という訳
ではありません


口の中がきれいになることで
のどに流れ込んでいく
唾液はきれいになりますが
それが
飲み込み力の高まりや
誤嚥性肺炎にならない
ということに
繋がっていくことはありません

ちなみに
この言葉は
自分自身の母親からのものでした。

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