飲み込む意識が変わると自己肯定感が上がる!

のどの筋力低下の前触れ

こんにちは。

嚥下トレーニング講師 辰巳 早織です。

食べる事
寝る事
歩くこと・・・

他にも
人が生きていくための
営みは
たくさんありますが
その中でも
自分が全く意識していない
無意識行動、
一体どれくらい
あるのでしょうね。

一度一日を振り返って
みて下さい。

無意識行動の方が
多くないですか?

それはそう!!
人の生活における90%以上は
無意識行動
なんですから。

「飲み込む」を無意識行動から意識する行動へ変える。

私たちが
生活している中での
無意識行動の1つが
「飲み込む」という事。

自分の
食べたいものを
口の中に入れ、
モグモグ噛んで
そのあと、
皆さんは
「飲み込む」
という事を
意識されていますか。

きっと、
されていないと思います。

噛む回数だったり、
噛むことを
意識されている方は
いるかもしれませんが
「飲み込む」は
どうでしょうね。

一度意識して、
飲み込んで下さい。

できますか??

できない人の方が
多いのでは
ないでしょうか。

それくらいに
「飲み込む」という行為は
無意識な行動
です。

でも、この
「飲み込む」を
意識するだけで
ノドの使い方は
変わってきます。

40代以降からの
お悩みの1つでもある「むせる」

これが
変わってきます。

「むせる」ことが日常化してくると・・・

「むせる」が
日常化してくると
多くの人が言います。

私の母もそうでした。

「もう、年だから仕方ない。」

日本人は
何でも
年齢を理由にしてしまうそうですが
果たして年齢だけが
理由なのでしょうか。

年齢だけを理由にしてしまうのは
少しもったいないような
気さえしてしまいます。

「むせる」

確かに
年齢も関係していることは
否定しません。

それなら、
なおの事
今、
健康で自分の口から食事ができる、
飲み込むことができる
この時から
スタートできることが
あるんです。

人の気持ちを豊かにしてくれるのは食事

“食べる”って
本当に
大事な事だなあって思います。

身体だけでなく
心も
満たしてくれます。

それは
私が看護師として働いていた頃の事。

病院には
治療のために
食事制限されている患者さんが
たくさんいます。

食事制限だけでなく
治療のために
絶食となる患者さんもいます。

入院されるまでは
普通に食事できていたのに
絶食期間中に
飲み込む力が低下し、
体力が低下し、
元の食事に戻すまで
なかなか大変です。

これが
高齢者となれば
簡単な事ではありません。

それほどまでに
入院治療することにより
飲み込み力を
低下させてしまうのです。

そんな中でも
どうしても
食べたくて食べたくて
仕方ない患者さん

最後、
食べたい気持ちに
負けてしまう患者さんもいます。

それが
大変なことに
繋がっていったりしますが。。。

それ位に
食べるって行為は
本能的で
生きていくためには
必須な日常生活動作なのです。

意識を変えるだけで上がる自己肯定感

“むせる”から人と食べに行きたくない。
“むせる”から電車に乗るのが申し訳ない。

私の母は
“むせる”を理由に
迷惑、
不快な思いをかけたくないと
色々な事を
諦めていました。

それが
毎日継続的に
ノドのトレーニングを行い、
そうする事によって
次第に“むせる”事が
減ってきました。

そして、
気が付けば
むせる生活から卒業し、
知らず知らずの間に
自己肯定感までも
上がっていました。


ノドの筋力の低下による
“むせる”

1人で悩まないで
できることを
一緒にやっていきませんか。

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