必要なのは飲み込み力 ゙ストップむせる老化゙ケア 

のどの筋力低下の前触れ

こんにちは。
一般社団法人嚥下トレーニング協会
嚥下トレーニング講師
辰巳 早織です。

「誤嚥性肺炎」になる可能性は
誰にでもあります。


「むせる=誤嚥性肺炎」
すぐに直結していくものでは
ありませんが
のど老化の大きな原因であることには
間違いありません。
ジワジワとのどを老けさせる状態を防ぐために
変化の兆しを見逃すことなく、
即対応。

日常からの
「飲み込み力対応ケア」が基本となります。

兆しを見逃さないで!

☑食事中にむせるようになった
☑咳が増えた
☑のどにタンが張り付いたような感じ
☑声が出しにくくなった

のどの状態がなんとなくいつもと違っていたり、
「むせ込み」が続いたりを
感じるようになったら
それは「のどの老化」のサイン

明らかに
「むせる」回数が増えてきたり、
日常生活に支障をきたす、
お友達と会うのも億劫になってきたなどの症状が出てきたら
まずは
耳鼻科医に相談を。

それで様子見て、
それでもだめなら
「のどの筋トレ」の出番です。

なぜ、「むせる」は現れるのですか?

「むせる」とは
「気管」の中に異物が入り、
それを体の外に排出させようとする
体の防御反応の一部です。

私たちののどには
「喉頭蓋」という
「蓋」が存在しています。

その「蓋」のゆるみが弱くなって
気管に食べ物が流れていく

という風にイメージしてみて下さい。

その蓋の名前を
「喉頭蓋」

そして、
その蓋を支えているのが「喉頭」

こうして文字にすると
難しく感じるかもしれませんが
あまり複雑に考えないでください。

「むせる」が起こりはじめたら
「蓋を支える筋肉が弱ってきたんだなあ」

思ってください。

そして、
ここからが
「のどの筋トレ」の出番です!

当てはまったら即行動

50代過ぎて、
「のどの筋トレ」に早すぎるはありません。

当てはまったら
のどのトレーニングを開始しましょう。

今日、
お友達と話していて
驚いたことがありました。

食事中にむせるようになってきたから、
納豆食べたり、
お茶漬けしたり
食べ物を流し込みようになったと
いうではありませんか。
少し驚きました。 

何の解決にもなりません。
むしろ、
「飲み込み力」を
自ら落としている


「むせる」から
のど越しいいもので
流し込むは・・・
よくないです。

まずは
その前にできることを
始めていきましょう。

「のどのトレーニング」で気を付けることは

日常的な無意識行為
「飲み込み」ことは
健康な私たちにとっては
簡単にできる無意識的行為です。
 

まずは「飲み込み」時に
体のどの部分が動いているかを
考えることから
始めましょう。

そうする事によって
少しずつ
「飲み込む」が意識できるように
なってきます。

当たり前だけど当たり前でない日常。
少しだけ意識してみて下さい。

そして、
最後までhappy&successful aging!

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