予防医学と廃棄薬について

予防医学について

こんにちは。
一般社団法人嚥下トレーニング協会
嚥下トレーニング講師
辰巳 早織です。

年齢を重ねると
若い頃に比べ薬を飲む機会だったり、
飲む量が多くなったりしていませんか。
できることならば
あまり薬には頼りたくない、
薬はあまり飲みたくないというのが本音。

看護師をしていると
患者さんの薬の量の多さに
驚くこともあります。
薬でお腹がいっぱいになってしまいそう。

のどの不快感があり受診された後に出されたお薬、
きちんと飲まれていますか。

廃棄される薬代、1000億円


中止になったり、
家で廃棄されるお薬、
金額にすると
どれくらいあると思います?

食品に賞味期限があるように、
薬にも使用期限があります。
それを過ぎたら効き目が
ゼロになるわけではないのですが、
多くの場合、
捨てられてしまいます。

私の母親のように
効いているのかどうかわからない薬も
きっと自宅で廃棄されていることの方が
多いでしょう。

慶應義塾大学の特任教授が
国立がん研究センターと共同で調査したところ、
年間に廃棄される医薬品は
抗ガン剤だけで約738億円、
薬全体では約1,000億円

推計されたそうです。

廃棄されている薬の量と
その金額に驚きです。

健康を意識した身体作り

日本はこれから
超高齢化社会を迎えていくことになります。

・寝たきりにならない身体作り。
・寝たきりにならないためにも自分の口から食事を食べ、
 飲み込むことができるのど作り。

・そうしていくことによって
 おのずと飲む薬の量もそんなに多くはならないはず。


薬に頼らない、
自分の健康な時からののど作りと意識作り。
大切です。

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