「むせる」を放置する未来!

のどの筋力低下の前触れ

こんにちは。
一般社団法人嚥下トレーニング協会
嚥下トレーニング講師
辰巳 早織です。

日所生活において
「むせる」
この「むせる」を
加齢のせいにして
放置していると
どういった未来が待っているか
想像できますか。

「むせる」を放置するリアル

なぜ、むせるのでしょう・・・
考えられた事ありますか。

・年齢のせい?
・食事のせい?
・噛まないから?


違うんです!

「むせる」は
のどの筋力の低下が原因。


のどの筋力が低下することで
普段はきちんと蓋がされている
気管の蓋が
緩んでいる状態。


その蓋を支えているのが
「のどの筋肉」なんです。

なのでこの筋力が低下すると

その蓋が
緩く開いた状態になってしまう
     ↓
緩く開いた隙間から口の中の唾液や食べ物の残差物が気管に流れる
     ↓
気管から肺に唾液や食べ物の残差物が流れ込みばい菌の巣を作る
     ↓
   「誤嚥性肺炎」


これが
「むせる」を放置する
リアルです。

誤嚥性肺炎後の未来

誤嚥性肺炎にかかってしまうと
治るという事はありません。

約4~7日の絶飲食、
抗生剤投与等の治療を行いながら、
体力、
免疫力共に
低下していきます。


そして、
入退院を繰り返しながら
体力免疫力はさらに低下。


これを繰り返しながら、
やがては
寝たきりとなってしまうのです。

「誤嚥性肺炎」の怖さ
何が一番怖いってこの繰り返しながら、
寝たきりとなっていく事
元の食事形態に
戻ることができない事、

これが一番怖いんです。

「のどのトレーニング」の重要性!

私がなぜ、
のどの筋力を上げるために
「のどのトレーニング」
を健康な時から
推奨しているかというと


この「のどの筋肉」は
もう飲み込めなくなってから
トレーニングを行っても
手遅れであるという事


健康な時だからこその
「のどのトレーニング」であるという事

これを伝えたいんです。

もう後悔してほしくない

人は
病気になってから後悔します。
でもそこで
後悔してももう遅いんです。

私は
そういった後悔する人を
今までの30年間の中で数多く見てきました。
病気になって後悔するとき、
本人さんだけでなく、
家族の方も皆さん同じように
後悔されます。

【70代女性 誤嚥性肺炎】
元気な時は食堂経営をされており、
体格のいい、
明るいお母様だったそうです。

救急外来受診されるまでにも
体調の悪い、
咳が増えたような
感じがしていたそう。

娘様自身の仕事も忙しく、
優しい言葉かけをしてあげられなかった。

あの時に無理してでも
仕事を休み連れて行っていれば
母は
今頃、こんな状態にはなっていなかったのではと
考えると
何回目かの入院の時に
話されていました。

お母様は
何度かの誤嚥性肺炎と入退院を繰り返し、
最後、
寝たきり、
胃ろうを造設し、
施設入所となりました。

施設に入所させるべきか否か
娘さんは
最後まで悩んでおられました。

誤嚥性肺炎を繰り返す中で、
寝たきりになっていかれるお母様を
なかなか受け入れることができずに
病院へ足を運ぶ回数が
減ってきていた時に
先程の娘様からの想いを
聞いたのです。

のどのトレーニングで明るい未来をつかみ取りに来てください!!

このような患者さんのお話は
ごくごく一部で

看護師していると
本当に
「あの時こうしておけばよかった。」
「なぜ、もっと健康に気を付けた生活をしてこなかったんだろう」
という患者さん、
ご家族の方のたくさんの後悔の気持ちを
聞くこともたくさんあり、

そして、
私たち医療者は
「なぜあの時、早く連絡してきれくれなかったのだろう。」
「なんでこんなにしんどくなるまで頑張ってきたのだろう。」
っていう想いが湧き出てきます。


「誤嚥性肺炎」は予防する方法があるんです。

自分で掴み取れる手段があるんです。

「のどのトレーニング」で掴み取れる
明るい未来があります。

これから未来にわたるどこかのタイミングで
後悔するのではなく
「のどのトレーニング」で
明るい未来が手に入るのならば
手に入れたいと思いませんか。

ぜひ、
自分の手で掴み取りに来てください。

私は全力でサポートします!

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